今、思い出しました。
若い頃、深夜、自家用車に乗っていていた時のコト。
三車線の道路で、中央よりのレーンを走っていた。
真ん中のレーンを後続車が走ってきて、私の車を抜いた。
抜いたその瞬間、いきなり中央より、つまり私の走っているレーンに急ハンドルをきった。
私はブレーキを踏んで、追突は免れた。
(まぁ、そもそも、向こうの方がスピードを出していたので、
接触したとしても、追突ではなく、向こうの側面の後部分とこちらの側面の前の部分だと思うが)
私を抜いた車は、再び元のレーンに戻ったたかと思うと、
タイヤを軋ませて、急ブレーキを掛けた。
運転手が慌てて飛び出してきた。
そして、慌てた様子で、真ん中レーンの後ろを確認した。
なんと、そこにはニコニコ笑ったおばあさんが歩いていた。
横断歩道でもなんでもない場所をおばあさんが渡ろうとしていたのだ。
私の前に急に飛び出した車は、このおばあさんを避けようとして、
私のレーンまではみ出してきたのです。
このおばあさん、全く動ずることなく、ニコニコしたまま、側道の方へゆっくり歩いていきました。
おばあさんは、私から見て右から左に道路を渡っていったのに、
つまり、私の前を歩いて通過した筈なのに、
私は全くそのおばあさんに気がついていませんでした。
そして、私を抜いて蛇行した車の運転手も、
直前まで、そのおばあさんに気がつかなったのです。
(なので、慌ててハンドルを切った)
その時は、(車が突然前に入って来た事に)あーびっくりした。
と思いましたが、
落ち着いてからよく考えると、
どー考えても、あの時のおばあさんは、
突然、道の真ん中に現れたとしか説明がつきませんでした。
しかも、何故、ニコニコしている?
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