2012年10月24日水曜日

幽霊の認識

年齢を重ねると、

あまり幽霊が怖くなくなったりします。



私も、そんなことは絶対ない。と子供の時は思っていましたが、

それなのに、怖くなくなりました。



怖くなくなるどころか、会いたいです。

怖がりたいです。



怖くなくなる理由として、色々あると思います。

一般には、下記のような理由が多いのではないでしょうか?



●今まで出会わなかったので、これからもおそらく出会わないだろうという確率論で、

安心してしまう。

●幽霊と出会ったとしても、取り返しのつかない致命的な不遇には至らないと分かったから。

●もっと、現実的なことの方が怖いと思うようになるから。

●忙しい毎日で、怖がってる暇がなくなるから。

●幽霊など存在しないと思うようになるから。

●出会ったとしても、それは錯覚であるから。


・・・と色々と理由があると思います。


更に、

●幽霊は、元、人であるのだから、話せば分かる?と思うようになったから。

●「怖い」という感情から、「成仏させてあげたい」と思うようになるから。

●科学的には解明されていないが、氾濫する情報によって、もはや「未知」ではなくなってしまったから。



・・・こんなところでしょうか・・・。


で、現在では、

怪談がエンターテイメントとして、確固たるいちジャンルとして成立し、

幽霊屋敷がレジャー?として、再び脚光を浴びています。



「幽霊で楽しもう」という訳で、幽霊を逆利用しています。


お岩さん、や、お菊さん、おつゆさん、は、幽霊のビッグ・ネームではありますが、

ヒロインではなかった。


しかし、貞子や伽椰子は、もはやヒロインorヒーロー。



本当の幽霊の方も、もっとバージョンアップして、

進化しないといけないのではないか?と考えたりします。



例えば、

アイドル・スターになれなかった少女が、

一定以上の人が集まると、出現して、そこで、一曲、歌って踊って消える・・・とか、

一定以上のファン?が集まると、必ず「出る」ので、アイドルとして成立。

世界初、幽霊アイドルとして活躍する。


元、警官や元、刑事だった幽霊が、犯人を捕まえるとか・・・


元オタクだった幽霊が、やたら知識を教えたがるとか・・・


元、特撮オタクだった幽霊が、3分間登場するとカラタイマーが点滅して、消えるとか・・・。


死後の世界を、現世に伝えようと、あらゆる媒体にいきなり登場して説明し、

ノーベル賞を狙う幽霊とか・・・。



・・・あんまり、面白くないな・・・。



しかし、

現在「死後の世界」を書いた書籍が多数発売されていて、

今後も増えそうなので、

「幽霊」の認識が変わっていく可能性は大いにあると思います。

















0 件のコメント: