年齢を重ねると、
あまり幽霊が怖くなくなったりします。
私も、そんなことは絶対ない。と子供の時は思っていましたが、
それなのに、怖くなくなりました。
怖くなくなるどころか、会いたいです。
怖がりたいです。
怖くなくなる理由として、色々あると思います。
一般には、下記のような理由が多いのではないでしょうか?
●今まで出会わなかったので、これからもおそらく出会わないだろうという確率論で、
安心してしまう。
●幽霊と出会ったとしても、取り返しのつかない致命的な不遇には至らないと分かったから。
●もっと、現実的なことの方が怖いと思うようになるから。
●忙しい毎日で、怖がってる暇がなくなるから。
●幽霊など存在しないと思うようになるから。
●出会ったとしても、それは錯覚であるから。
・・・と色々と理由があると思います。
更に、
●幽霊は、元、人であるのだから、話せば分かる?と思うようになったから。
●「怖い」という感情から、「成仏させてあげたい」と思うようになるから。
●科学的には解明されていないが、氾濫する情報によって、もはや「未知」ではなくなってしまったから。
・・・こんなところでしょうか・・・。
で、現在では、
怪談がエンターテイメントとして、確固たるいちジャンルとして成立し、
幽霊屋敷がレジャー?として、再び脚光を浴びています。
「幽霊で楽しもう」という訳で、幽霊を逆利用しています。
お岩さん、や、お菊さん、おつゆさん、は、幽霊のビッグ・ネームではありますが、
ヒロインではなかった。
しかし、貞子や伽椰子は、もはやヒロインorヒーロー。
本当の幽霊の方も、もっとバージョンアップして、
進化しないといけないのではないか?と考えたりします。
例えば、
アイドル・スターになれなかった少女が、
一定以上の人が集まると、出現して、そこで、一曲、歌って踊って消える・・・とか、
一定以上のファン?が集まると、必ず「出る」ので、アイドルとして成立。
世界初、幽霊アイドルとして活躍する。
元、警官や元、刑事だった幽霊が、犯人を捕まえるとか・・・
元オタクだった幽霊が、やたら知識を教えたがるとか・・・
元、特撮オタクだった幽霊が、3分間登場するとカラタイマーが点滅して、消えるとか・・・。
死後の世界を、現世に伝えようと、あらゆる媒体にいきなり登場して説明し、
ノーベル賞を狙う幽霊とか・・・。
・・・あんまり、面白くないな・・・。
しかし、
現在「死後の世界」を書いた書籍が多数発売されていて、
今後も増えそうなので、
「幽霊」の認識が変わっていく可能性は大いにあると思います。
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