ホラー映画「クロユリ団地」は、
リングや呪怨のブームが終わった後で、
既に、貞子、伽椰子などの強烈な幽霊個性?が定着化した現在に、
何故、こんな時代を逆行したようなタイトルの?(私はそう思った)ホラーが造られたのか?
・・・と思っていましたが、
視聴してみると、これが、なかなか、新しかった。
サイコ・ホラーと幽霊ホラーの合体だった。
サイコ・ホラーの決定版というべき題材「多重人格」的な妄想。
そして既に古典的とも言える幽霊。
両方、既に語りつくされ、映画やドラマ、小説で書きつくされた感はありますが、
両方の合体で、新たな恐怖がありました。
コワイ話体験談も、
既に書きつくされた感じで、
マジで怖かったのは、
「超・怖い話」の1巻から20巻、「百耳袋」の1巻から15,6巻?ぐらいででしょうか・・・。
現在での怖い話体験談本は、何やら話が複雑化してしまったり、焼き直しだったりして、
シンプルで怖い体験談はないような気がします。
実体験なんだからしかたないだろ!
過去に収録された話と同じような話だったら、お前ら怒るだろ!
・・・と言う筆者側のスタンスも理解できますが、
しかし、そうなんだからしかたない。
まぁ、複雑化していくことは仕方のないことで、
これからも複雑化が進んで、
ホラーとサスペンスの合体とか(ほとんど同じか・・・)、
ホラーとバイオレンスの合体とか(って言うか、既にある)
ホラーとアクションの合体とか(あまり怖くなくなくなる?)、
ホラーとミュージカルの合体とか(マイケル・ジャクソンのスリラー?)、
ホラーとSFの合体とか(これも、沢山あるやろ!!)
ほのぼのホラーとか、
感動ホラーとか(ないこともないのでは?)、
青春ホラーとか、
恋愛ホラーとか(これもあるやろ)、
コメディ・ホラーとか(アダムス・ファミリー?)
・・・
・・・・そして、しかし
「超・怖い話」「百耳袋」の初期の作品は、
古典として、珍重されてほしい。
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