あまりにも有名なこの怪異譚。
後に、この事件を元にしたと思われるさまざまなバリエーションが都市伝説化します。
この話を知らなくても、似たような話を聞いたことがあるはずです。
その発端がこの事件なのです。
知らない人の為に一応、流れを説明しておきます。
1970年代半ば、タレントのキャシー中島さんは、
4、5人の仲間と共に、車である廃墟へ肝試しに行きました。
その廃墟を見学?した帰り道、廃墟がたいしたことがなかったので、
ついでに「お化けトンネル」へ行こうという話になりました。
(既にお化けがでるという噂はあったのだ!!)
で、そのトンネル内を走行中、フロントガラスに突然、手型がつきました。
続いて何か巨大なものが、車の天井に落ちてきたそうです。
天井がきしみ、車内はパニック状態。
なんとかトンネルを抜けてガソリン・スタンドを見つけると、皆が一斉にスタンドに駆け込みました。
しかし、落ち着いてみると一人たりません。
恐る恐る車に戻ってみると、助手席に座っていた「ケンちゃん」が、放心状態で笑っていたそうです。
「ケンちゃん」はそのまま精神病院に担ぎ込まれ、入院したそうです。
グーグル・マップで調べてみると、鎌倉の小坪トンネルは三つ存在します。
その内のふたつは同じ道路にあり「心霊小坪トンネル」となっています。
私が所持している1976年初版の本では、二つのトンネルとは別の筋にあるトンネルがキャシー中島事件の現場になっています。
「A」「C」が「心霊小坪トンネル」で、「B」がキャシー中島事件の小坪トンネルです。
ABC全てのスポットはグーグル・マップの「ストリート・ビュー」に対応していますので、
ネット上でトンネルを擬似通過できます。
大きな地図で見る
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1 件のコメント:
急上昇ワードでにみて思いだいましたが、
多分最初(期)のやつですね
霊の存在を前提にしても、どう見てもやり過ぎで刑事訴訟もののマネですが、死ねばものの感じ方が変わるかして「タガがはずれる」んでしょうか?
それとも、そんなマネをする性根だからトンネルに居るしかないんでしょうか?
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