2008年10月21日火曜日

大人になると消失する能力

オリジナル小説「ミカシズ」で書いた「大人になると聞こえなくなる音」ですが、
実は実在します。

アメリカやイギリスでは、店頭にたむろする若者を追い払う為に、
若者にしか聞こえない騒音をスピーカーで流して追い払っていたそうです。
しかし若者達はこの音を録音して、携帯電話の着信音に利用。
授業中でも先生に気付かれないように、着信を認識したそうです。


可聴範囲は成長するにしたがって、狭くなっていきます。


下記サイトに詳しくでています。
http://robotboy.japonium.com/article/28792816.html
このサイトによると、

10代   :20~2万Hz
20代   :20~1万6千Hz
30代   :20~1万5千Hz
40代   :20~1万4千Hz
50代   :20~1万2千Hz
60代以上:20~1万Hz

となっています。
年を重ねるごとに可聴範囲は狭くなっています。
中年を過ぎたら老化で当然とも思えますが、10代から20代で既に急激に落ちています。

「大人になると失われる能力」って、いわゆる「超能力」「霊能力」で言われる特徴と同じですね。


「使用しない」もしくは「使用するする必要がない」「使用を強要されない」ので、
急激に劣っていくのかもしれません。



子供時代に、不気味に聞こえる音を、大人が「そんなの聞こえないじゃない」と言ったら、
もう完全に「怪談」ですね。



で、あなたにも特殊能力はあるか?下記で試してください。

下記サイトでは可聴範囲を確認できるソフトがダウンロードできます。
http://www.forest.impress.co.jp/article/2008/01/11/okiniiri.html
下記サイトではサイトから直接、各周波数を視聴できます。
http://itsd210.s24.xrea.com/ja/mosquito_sound/
http://blog.livedoor.jp/saitama_orz/archives/50506860.html

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