2008年10月25日土曜日

昔の怪談映画とその他の怪談キャラ

私が幼い頃、夏の夜になると先に紹介した三大古典幽霊などの怪談映画がよく放映されていました。
これがもう異常に怖かった。

近年、再映画化、再々映画化、再々々映画化されていますが、私が幼い頃見た映画は、もう本当に強烈に怖かったです。

私自身が幼かったというのもあるでしょうが、
当時の映画は何と言ったらいいのか、華やかでなく、
怪談映画なのですから現在も華やかでないのですが、
当時は映像じたい、音楽じたいがなんともそれっぽい雰囲気を漂わせていて、
(と言うか、単に映像技術が荒く、それが逆に怖かったのかも)
「静」で「淡々」としたビジュアルがもうそれは大変恐ろしかったです。

私は、まだ幽霊が出てきていないにもかかわらず、もうほとんど画面を見ることができませんでした。
それなのに異様に怖かった記憶があります。

今見るとたいしたことはないのかもしれませんが、
あの頃は、あの雰囲気だけで十分震え上がっていました。


で、

「お岩さん」「お菊さん」「お露さん」以外にも、
三人を選ぶのなら「お岩さん」「お菊さん」それに『累ヶ淵』の「累(かさね)」と主張する人もいるようです。

有名古典怪談としては「耳なし芳一」もあります。
これは単独の幽霊が登場するのではなく、平家の亡霊達が大勢登場します。


また幽霊とは少し違うかもしれませんが、
「雪女」「ろくろ首」などもいます。
この二者は妖怪に入るのかもしれませんが、人間の姿をとどめた女性単独恐怖対象として、
先のお岩、お菊、お露、累に近いものがあります。

いずれ単独登場でおのおの紹介したいと思います。

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