「視えるけど、それ以上の能力はない人」のエッセイです。
しかも、著者いわく、
「とても薄ボンヤリして、気が利かない」ので、
不思議体験を経験しても、その時には全く気がつかず、
しばらく月日がたってから、
あれはもしかすると・・・いや、それ以外に考えられない・・・と思い至る。らしい。
前回紹介した書籍と違うのは、
あちらはコミック、こちらは文章。
そして、あちらの著者は1977年生まれ、こちらは1950年生まれ。
なので怪談、不思議話の合間に、著者の人生というか生い立ちというか、
そんなのが垣間見えて、それが、リアルに重みをだしています。
これも、面白かった。
どうやら、私は他人の体験談的な話が好きなようです。
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