視覚情報を処理する脳の視覚野に損傷が起こって「目が見えなくなってしまった人」には、
不思議な現象が起こるそうです。
ブラインドサイトという現象だそうです。
形や色は全く判断できなくて(見えないのですから当然です)、
しかし、「人の顔が怒っているか、笑っているか」は、判断可能なのだそうです。
また、危険を察知すると、それを反射的に回避したりできるのです。
視覚情報は神経を通って、
視覚野に送られる情報は視覚野が機能しないので無駄になりますが、
同時に(危険を察知する器官である)扁桃体にも送られ、
そこで処理されて、
「見たという意識のないまま」認識されているそうなのです。
見えてないのに、何故判断できたのか?の質問には、
本人にも「よく分からない」のだそうです。
http://tanfu.fhw.oka-pu.ac.jp/break/blindsight.htm
その他、ブラインドサイトは、
「サイエンスゼロ ~私たちの心に刻まれた 進化の”足跡”~」でも紹介されていました。
もしかすると、幽霊は「扁桃体」が見ているのかもしれません。
視覚野では可視範囲を超えているので見えないが、
「扁桃体」が見て認識して、再び視覚野に「加工済み情報」を渡しているのかも・・・。
つまり、幽霊が視える人というのは、
扁桃体からの情報を視覚野で受け取る神経があって、
加工済み情報を視覚野で再処理できるのかも・・・。
もしくは、扁桃体で見たモノを、ダイレクトに「意識」で認識できるのかも。
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