2008年8月27日水曜日

幽霊今昔物語

よく言われることですが、
昔の幽霊と現代の幽霊は、根本的にその性質が違います。

ひと昔前の幽霊代表「お岩さん」や「お菊さん」は、
生前の恨みの対象に幽霊となって出てきて、恨みを晴らしました。

しかし、現代の代表「貞子」や「伽耶子」、その他の現代幽霊キャラは、
もう無差別に人々を攻撃します。
単に驚かすのではなく、全く無関係の人々に、偶然にそこに居合わせた、単に接触してしまった人達に、わけへだてなく?区別なしに襲い掛かります。


現代実際に起こっている「無差別殺人」や「無差別大量殺傷事件」に
感化されていることは想像に難しくありません。

昔の幽霊なら、人に恨みを買わなければ、祟られることはないわけで、
何も心あたりがないのに、突然襲われる現代型幽霊の方が、怖いと言えば怖いです。

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