「あの世」とか「この世」とか言いますが、
「あの世」などという我々の住んでいるこの世界とは別の世界があるのでしょうか?
「あの世」かどうかは別にして、「我々が知る世界」とは「別の世界」の存在を提唱してる人は多く存在します。
そして「物理科学」までもが、「別世界」の存在を肯定し始めたのです。
超対象性や余剰次元の理論がそうです。
これらの理論の導くある一面では、無理を覚悟で強引に一言で言うと、
「我々の世界と重なって、我々の感知できない世界が、
重なって存在する可能性がある」と言うことを含んでいるのです。
物質を細かく分けてみると「原子」にいきつきます。
「原子」は、さらに「電子」と「原子核」に分けられ、「原子核」は、「陽子」と「中性子」に分けられます。
「陽子」と「中性子」は、「アップ・クオーク」と「ダウン・クオーク」に分けられます。
これ以下になると、「ヒモの振動が最小物質」とか、
もはや我々の概念を超えた理論になります。
でこれらの極小物質に「シャドー・マター」という物質の存在が予想されています。
理論で存在が予想されて、のちに実際に発見されると言うのは科学の世界ではよくあることです。
つまり今現在わかっている事実を総合すると、その物質がなければ辻褄があわない・・・ということです。
で、この「シャドーマター」ですが、通常物質と「スピンが1/2だけずれている」のだそうです。
極小世界では「スピン」という概念があって、「スピン」が違うとその性質も変わってくるらしいそうです。
そして、その「スピン」が違う為に「シャドーマター」は我々の世界の物質とは全く干渉せず、
つまり我々の世界からは観測することが理論的に不可能なのだそうです。
「シャドー・マター」が、我々の身の回りに溢れていても、我々は感知することができないのです。
と言う事は、我々の世界と重なって別の世界があるのと同義語ではないでしょうか?
お互い同じ空間を共にしていながら、お互いが干渉せずに存在できるのです。
(しかし、余談ですが、我々の世界の物質と干渉しない物質を、どーやって発見するのだろう・・・?まぁ、なんか、複雑で間接的な、方法があるのでしょうね・・・)
「シャドーマター」以外にも、別世界の存在を示唆する人物、理論、説は沢山あります。次の機会に紹介します。
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