2008年10月19日日曜日

第三十三話

今、一歩だったのに!!

全く運のいいやつらだ。ここまで私をてこずらせたのはあいつらが始めてだわ。

しかし、慌てることはない。やつらはあの屋敷から逃げることは無理だ。
最後まで姿を現す必要はないと思っていたが、もう現しても大丈夫だ。
どうせ、あいつらは死ぬんだから。もう決めた。必ず殺す。
素直になれば、命まで奪うことは避けたかったが、あいつらは私を怒らせすぎた。
私を誰だと思ってるの。エスパーなのよ。
イカサマ・テレパスとは格が違うの。レベルが違うの。

最後に思いきり悔しがらせてやろう。その前で私は高笑いしてやる。


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