帰巣本能

今、不思議なコトが起こりました。

相変わらず些細なコトなのですが、

頭の中が？？？です。



自分の部屋でネットしながら、「毛抜き」で髭を抜いていました。


私の髭は、一日ほぉっておくと、

アゴと鼻の下が、黒い点々だらけとなってしまいます。


しかし、毎日剃ると、髭が硬くて短い為に、綺麗に剃れず、

それでも無理やり綺麗に剃ろうとすると、

カミソリ負けして、皮膚が傷だらけになります。

なので、手が空いている時は、常に毛抜き（先端が広いピンセット）で、

できるだけ髭を抜いて、密度を薄めています。

こうしておくと、髭は（密度が薄いので）伸びても目立たちません。

なので、時たま剃るだけですみます。



今も、髭を抜いていました。

で、手を滑らせて、毛抜きを落としてしまいました。

毛抜きは、カランカランカランと、机からも落ちて、

床に落ちました。

音の長さから考えて、真下にあるとは思えませんでしたが、

とりあえず、

私は椅子を引き、毛抜きを確認しようとしました。

やはり、遠くに転がった？ようで、見当たりません。

机の下を覗き込んでもありません。

椅子から立ち上がり、

机の中にもぐりこんで探しても見つかりません。


椅子の後ろや、机を通り越した場所にも見当たりません。

机そのものの位置をずらしたりしましたが見つかりません。

もしかしたら、テレビの下まで転がって行ったかな？

そうなると、面倒だな。と思いながら、

私は毛抜きを見つけることを、あきらめました。



しかたなく、予備の毛抜きを取り出そうとして、

引き出しを引きました。


すると、そこには、予備２本と今使っていたメイン？毛抜きの合計３本が、

全部入っていました。


私は、毛抜きを３本しか持っていません。


？？？


毛抜きを落とした時、

僅かに引き出しが開いていて、

そこに、うまいぐあいに毛抜きが入って、

「カランカランカラン」と机の中を数秒間、転がって、

毛抜きが二本揃えて置いてある場所に到達し、

そこで、ちょうど慣性がなくなって、

他の二本の横に並んだのでしょうか？？？



ある意味、恐ろしく確率の低い偉業？を、私は達成したのではないでしょうか？

それとも、毛抜きの帰巣本能？を、褒めるべきか？！